抗ウイルス薬のゾビラックス!効果や副作用について

ゾビラックスゾビラックスは抗ウィルス薬と呼ばれる薬で、ウィルスが原因となって起きる水ぼうそうや帯状疱疹などを治療するときに使われます。
この薬の主成分はアシクロビルになります。
単純ヘルペスウィルスや水痘・帯状疱疹ウイルスなどの増殖を抑えて死滅させる効果があります。

アシクロビルはウィルスに感染した細胞内に働いて、ウィルスのDNAが伸張するのを防ぐ働きを持っています。
そのため、細胞内でのウィルスの増殖が抑えられることになり、発赤や水ぶくれなどの症状が改善されます。
ウィルス感染の予防効果があるだけでなく、すでに水痘や疱疹などの症状が起きている場合にもよく効きます。

具体的な症状としては、単純ヘルペスウィルスが原因となる口唇・顔面ヘルペスや性器ヘルペス、カポジ水痘様発疹症、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因となる帯状疱疹などを治療することができます。
ヘルペスや帯状疱疹にかかると強いかゆみがあるほか、水泡ができたり発熱する場合もあります。
ゾビラックスはこれらの症状を改善してくれる薬です。

ゾビラックスにはいくつかの異なる種類の製品が販売されています。外用薬としては、クリームタイプのものや軟膏タイプのものがあります。
また、目の周りに使用できる眼軟膏タイプのものも販売されています。外用薬には、有効成分が3%のものや5%のものなどがあります。

内服薬としては、錠剤タイプのものや細粒タイプのものが販売されています。
錠剤タイプのものは200mgのものと400mgのもの、細粒タイプのものは40%のものが主な製品となります。
点滴タイプのゾビラックスもあり、症状が重くなり病院に入院したときなどに点滴静注用として使用されることがあります。

使用方法としては、外用薬であればそのまま患部に塗り込んで使用します。
眼軟膏タイプのものであれば、目の周りの炎症部分に直接使用することができます。
また、内服薬であれば決められた量を経口で服用します。通常は1回1錠、1日5回服用するようになっています。

ゾビラックスの副作用は少ないが注意しましょう

ゾビラックスを使用したときに重い副作用が出ることはほとんどありません。
しかし、まれなケースでは皮膚症状や精神神経症状などの副作用が起きる場合もあります。

ゾビラックスの副作用のなかでよく知られているものは、腹痛や下痢、貧血などです。
また、発疹や発赤といった皮膚症状が出ることもあります。
かゆみや蕁麻疹、水泡などの症状が出たときには注意するようにしてください。光にたいして過敏症を示すこともあります。

精神神経症状としては、幻覚やけいれんなどを引き起こす場合があります。
もうろう状態になったり、意識が低下する場合もあるので注意してください。

腎臓に負担がかかった場合には、尿量の減少やむくみなどが起きることもあります。
全身の倦怠感が起きる場合もあります。
腎臓や肝臓の病気にかかっている人や高齢の人では薬の排泄が遅れるので、とくに注意が必要です。
初期症状で異変があった場合には、かかりつけ医や薬剤師などに相談すると良いでしょう。

まれな症状ですが、アレルギーやアナフィラキシーショックなどが起きることもあります。
薬にアレルギーを持っている人や子供が使用する場合には、事前に医師などに相談したほうが良いです。
妊娠中の人や赤ちゃんに授乳中の人も、この薬を使用する際には十分に気を付けなくてはいけません。

呼吸器系の症状としては、から咳や呼吸困難、動悸などが起きるケースがあります。
人によっては発熱やのどの痛みなどが起きることもあります。

中毒症状を起こした場合には、結膜炎や紅斑、口や陰部のただれなどの症状を引き起こします。
皮膚や粘膜が弱い人が使用する場合には十分に注意するようにしてください。

薬の種類によって効果・効能に差はありませんが、添加物の種類によっては副作用が起きるケースもあります。
副作用が気になる場合には薬剤師などに相談した上で、内服薬タイプものを軟膏やクリームなど外用タイプに変えるなどしてください。

あわせて読みたい記事