ヘルペス(帯状疱疹・水疱瘡)の症状と予防ワクチン

周りでよく聞くヘルペス(帯状疱疹・水疱瘡)という病気がありますが、具体的にどんな病気なのか?
原因や症状は?予防することはできるのか?そういった疑問にお答えします。

まず帯状疱疹について説明します。帯状疱疹は大人が水疱瘡を発症させるウイルスによって起きる病気です。
子供の頃に1度水疱瘡にかかると抗体ができて将来かからないといわれていますが、ウイルスは体内の神経節に残り続けて成長後、免疫力が下がったとき皮膚上に帯状の水疱を発症させます。
発症後はウイルスが神経内から皮膚に向かって活発に動いているのでズキズキと痛みが伴います。
通常、帯状疱疹の痛みは1か月ほど続くといわれていて、痛みが治まったあとでも神経が深く傷つけられ、痛みだけが神経内に残ってしまう後遺症を発症してしまう場合もあります。

そして水疱瘡について説明します。
水疱瘡は子供がよく発症する病気として有名ですが、赤いブツブツとした中に水が入っているような発疹が頭から体感そして手足に広がってきます。
水疱が破れ、中に入っていたウイルスを含む液体が体の他の場所に付着するとその場所にまた新たに水疱ができ始めます。
痛み・痒みを伴いながら発疹ができるので無意識にかきむしり、全身に広がっていきます。
通常3週間ほど続くといわれています。

そんな辛い病気なら予防する方法はないのか?と思いますよね。現在では、水疱瘡のウイルスに対して予防接種が受けられます。
このワクチンは弱った水疱瘡のウイルスを体内へ打ち込み、抗体を作らせるしくみとなっています。
このワクチンを打つことで、帯状疱疹・水疱瘡を予防し、重症化を防ぐことができます。
子供の頃に予防接種を受けたことがある方でも、抗体が切れかかっている若年層で発症することが多くなってきています。
年月とともに抗体は弱まっていくので、大人になって仕事などで強いストレスを感じ、免疫力が低下したところでウイルスが活性化し、発症するといったこと近年20~30代の若年層で増えてきているので再度予防接種を受けることをおすすめします。

気になるワクチンの接種価格ですが、各病院で金額の差がありますがおよそ6000円~9000円ほどとなっているようです。
予防接種を希望する場合は病院によってはワクチンの在庫が不足しているなど、常にあるものではないので受ける前に必ず病院へ問い合わせをしたほうが確実です。

帯状疱疹と水疱瘡はワクチンで予防できる?

帯状疱疹と水疱瘡は同じヘルペスウイルスによって引き起こされる病気なので、水疱瘡のワクチンを使用することで体の中のヘルペスウイルスに関する免疫を上げることができるようになります。
ほとんどの人が小さな頃に水疱瘡にかかってヘルペスウイルスに対する免疫を獲得し、その後大人になってからも子供が水疱瘡になった時などにウイルスに触れる機会があると、そこで免疫力が活性化されて帯状疱疹の発症を抑える効果があります。

そういった流れで大人になってからも帯状疱疹を発症せずに済んでいる場合には問題がありません。
帯状疱疹を発症する人は50歳以上の人が多いということからもわかるように、老年期に入る頃になると自分の体の免疫力が下がることと同時に、ヘルペスウイルスに接する機会がないことでウイルスへの免疫が弱くなってしまうことがあるようです。

50歳以降の時期になってから水疱瘡と同じような赤い発疹ができるという症状があらわれた場合には帯状疱疹が疑われますが、こういった症状が起こることをワクチンを使用することで予防できると考えられています。
水疱瘡のワクチンの価格は6000~9000円と安くはありませんが、体調の良い日に病院に行けばワクチンをうってもらえます。
一度うっておけば数年は効果が持続すると思われるので、毎年うつ必要があるワクチンではありません。

ほとんどの人が水疱瘡に感染してヘルペスウイルスが体の中に存在しています。
そのため免疫力が低下している時や50歳以上になった時に帯状疱疹を発症してしまう恐れがあり、発症を予防するためにはワクチンの接種をしておくと効果が期待できます。
帯状疱疹は再発を繰り返し痛みが強い病気です。ワクチンを使用して帯状疱疹の予防に努めるようにしましょう。

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